FXをリスクとリターンから考える

FXは投資取引を行う金融商品で、2つの異なる通貨の売買を行い、外国為替市場の相場の変動を利用して利益を上げていくことを主たる目的としています。
もちろん、FX以外にも様々な投資があり、色々な銘柄を用いて資産運用や経済社会の礎を築いているのです。このように、数多の種類が存在する投資ですが、そのものの価格と、そのものに携わる通貨価値という点から考えると、大きな分類で区分することができます。

最も価格の変動が大きくて通貨の価値の変化にも左右されるものが、海外株の取り引きや海外の不動産などになります。これらは大きな利益をもたらす可能性がある反面、リスクも高く、難しい投資と言えるかもしれません。
株も不動産もその価格に変動があり、基本的にはその変動を利用して投資を行います。この投資を、日本国外の通貨、つまり外貨によって取引を行うために、この通貨の変動、すなわち為替レートの変化も加味する必要があります。
この二つの変動要素が利益に組み合わされば、プラスの相乗効果を挙げることができます。しかしながら、例えば不動産の値段は上がって利益が出ているのに、外貨の為替レートが下がっていて結果として損失が出ている、というケースも起こり得るのです。

また、価格変動が大きいものの、通貨価値の変化が少ない、というものもあります。これは、通貨価値の変化がほとんどないという事から、国内での投資取引を指します。
国内の株取引や投資信託、不動産や金などの取り引きもこれに相当します。これらの投資の特徴は、その物の価格の変動が投資の鍵になっており、外国為替市場の動きにほとんど。もしくは全く影響を受けないという点があげられます。
そういう意味では、安定をしているという見方もありますが、国内という狭い範囲に限定されてしまっている投資である、という事もできるでしょう。

では、FXを考えてみた場合はどうでしょうか。FXは通貨そのものを売買しますので、物の価値自体が変化し、そのへんかは為替相場の値動きに直結しています。カテゴリーで分けるのであれば、価格変動は無く、通貨価値の変化がある、という事になります。
例えば同じカテゴリーの中に外貨貯金がありますが、日本円を外貨に換金して貯金をしたとしても、その貯金自体に変化はありません。
しかし、為替レートが変動し日本円との通貨の価値が変われば、そこに利益や損失が発生します。こうした事から、価格変動は無く、通貨価値の変化がある、ということができます。
FXでは、この通貨価値の変化、つまり為替レートの変動を利用して、通貨を互いに売買し、それを比較的短期間に繰り返すことで、その為替差益を求めているのです。


 

これは、ヤフーファイナンスで読んだ記事の受け売りなのですが、ここ最近の日銀の黒田総裁の発言や姿勢などから、日銀は多少の円高は容認するのではないか?

と受け取った人もいて、アメリカの投資顧問会社が顧客に対してドル円などのショート、つまり円買いポジションを推奨していたようです。

個人的には、日本円のこれまでの円高傾向を支えていたのは、低いインフレ率ないしデフレと、巨大な経常黒字、この二つが大きかったと思います。

が、この二つが、アベノミクスによるインフレ誘導、そして原発停止による貿易赤字の拡大からの経常黒字の縮小で、脆弱になりつつあります。円通貨そのものの強さは、確実に弱くなってきてるのではないかと思います。